【育成】保守的上司が育てるのはやっぱり保守的上司

できる上司になる

ゆとり教育、時流の変化など、いろんな要素が交わってか、

最近は、「てめーなにやってんだ、このやろぉ~~~!!!!」みたいな

がっつり叱り飛ばす上司を目にすることもなくなり、それを日本人はモラルの向上という人も多くなってきている。

が、思うのは、そういう上司が減った分、

部下が失敗しても、なにも言わないような保守的上司が増えた気がするのです。

どんな団体も会社も、未来を担うことのできる人材育成ができるかどうかに、その組織の未来がかかっている。

なにも言われなければ、部下はなにもわからないまま。

なにも言われない分、なにも考えないようになってしまう。

つまりすべてが事務的になり、そこに仕事への情熱や向上心など、人材育成にとって必要な要素がどんどん削がれてゆく気がするのです。

そしてそこには、そんな上司の元で育った、何も言えない上司が同じように出来上がっていく。

そういう上司は、自分が何も教わってこなかったから、部下に何も言えなくなる。

だからといって、なにも怒鳴ればいいわけじゃない。

デキル上司は包容力があるものだ。

部下の個性は尊重し、それぞれに接し方を変えて育てる包容力がある。

叱ればいいわけじゃなく、言うべき時に言うべきことを言う。

これがいま組織にとって、求められることではないだろうか。

言うべき時に言うべきことを言わないと、部下はそれでいいもんだと思ってしまう。

これは危機管理という組織にとって重要な点が、非常に欠落してしまう大きな要因になる。

何も言わない上司というのは、自分の保守を考えているのか、

それとも、そもそも仕事や部下に関しての関心自体がないのか。

理由は多々あると思うが、役職をもらって、その分給料を多くもらっていて、

こういう上司だとすれば、もはや会社の成長戦略を考えるとき、間違いなく必要な人材とは言えない上司である。

そして1番かわいそうなのは、そういう上司の下で働く部下たちに他ならない。

良いも悪いも、部下は上司の背中を見て育つ。

「てめー!このやろぉ~」じゃなくてもいいが、言うべきときに言うべきことをちゃんと言える、そんな上司がもっといてもいい気がするのです。

 

fukudayoshiaki
営業畑を歩いた後、DTP・WEB業界でデザイン畑を歩く。2001年MEDIA F CEO就任。 映画・海外ドラマ・甘いものをこよなく愛し、常に旅に出たいと企んでいる。周囲からは早く結婚しなさいと言われるが、本人には全くその気がないように見える。たまにその辺で転んでいる。